
こんにちは、川戸です。
恥ずかしながら今回は私の失敗記録について振り返ってみたいと思います。
トレンドアフィリエイトについて「どうやって成功したか」という話はあっても、「こうやって失敗した」という記録はなかなかないものです。
でも、きっと時には「失敗の実践記」も反面教師として役に立つはず。
そこで今回は、かつて私が運営していた無料ブログの末路を見て、そこから得られる教訓について考えてみることにします。
この記事が
・今からトレンドアフィリエイトを始める人
・なかなかトレンドアフィリエイトで結果を出せていない人
の参考になれば幸いです。
半年間運営した無料ブログの栄枯盛衰
私がまだトレンドアフィリエイトについて右も左も分からなかった2014年。
私はネットから収入を得る方法を探していて「ちょっとお試しで」という気分で無料ブログの運営を始めました。
その時の私の思考は以下の通り。
「1日3記事ずつ書いて、3か月で月収10万円が達成できるらしい」
「しかも、一度稼げるようになれば後は放っておいても一定の収入が生まれ続けるとか」
成功者のブログを読み漁って、私は「ネットから毎月10万円を取り出せる」という未来にただワクワクしていました。
それから無料ブログを運営すること半年間。
その間の報酬の推移(/日)がコチラです。

最初の2か月は全くと言っていいほどアクセスがありませんでした。
しかし、3か月目の7月に入ってからは状況が一変。
この月からは目標通り毎月10万円前後の収入がブログから発生しています。
時には1日で1万円を超える収入が発生する日もあり、無料ブログは最盛期を迎えました。
ところが…
無料ブログの末路
その後、私は新たに有料ブログ(WordPress)を立ち上げ、無料ブログを放置することになります。
この時点で無料ブログには600記事以上の投稿がありました。
600記事と言えば1つのブログとしては投稿数が多い方です。
「放置することになっても、毎月2,3万円は期待できるはずだ」というのが当時の私の考えでした。
2016年3月末。現在、あれから約1年半が経過しています。
改めて、ここまでの収入推移(/日)を見てみましょう。

放置した無料ブログからの収入はすぐに1万円を下回り、月収5,000円前後で安定。
その後もゆるやかに月収は下がり続け、現在の月収は約3,000円となっています。
もしかしたら「毎月3,000円入ってくるならいいじゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、これは明らかな失敗です。
月3,000円ということは、一日あたりの収入は約100円。
アクセスに換算すると一日300~400アクセスくらいになるはずです。
それを600記事で割ると、1記事が1日で稼ぐアクセス数は「0.5~0.6」
この数字が示しているのは
「半年間かけて書いた600記事はダメ記事ばかりだった」
という凹まずにはいられない現実なのです。
失敗から学ぶ教訓
では、私はいったい何を失敗していたのでしょうか?
原因は大きく分けて2つあります。
1.無料ブログを選んだこと
2.低品質なコンテンツを量産していたこと
それぞれについて見ていきましょう。
失敗1:無料ブログを選んだこと
長期間稼ぎ続けることを望むなら、選ぶべきは有料ブログ(独自ドメインブログ)でした。
詳しくは⇒ 選ぶべきは無料ブログか独自ドメインか?
また、ちょっと込み入った話になりますが私が無料ブログで普通に使っていた「タグ」が曲者だったんです。
細かい説明は省きますが、このタグがそれぞれ独立したページとみなされていることに気づいた時には後の祭り。
膨大な数の「タグページ(内容のないページ)」がいつの間にか生成されていて、それがGoogleの「低品質なコンテンツ」に該当してしまいました(と分析しています)
その結果、2014年10月から11月にかけてブログの評価はガタ落ちし、アクセス数は激減。
私は新たに有料ブログを立ち上げることになったんです。
でも、例えば「テレビ」とか「料理」とか記事にタグをつけることで、そんなことになると誰が予測できたでしょう?
そもそもシステム上、無料ブログは「あなたを稼がせてあげるよ!」という親切なサービスではありません。
無料ブログの運営者が稼ぐためにサービスを提供しているというのが(当たり前ですが)本当のところです。
だから無料ブログには利用者が外せない「運営者に収入が入る広告」が設置されていたりしますよね。
この1点だけをとっても、選ぶべきは独自ドメインブログであったということがわかります。
失敗2:低品質なコンテンツ
もう1つの原因は、率直に言って私の実力不足です。
結局のところ、トレンドアフィリエイトで稼げるかどうかを分けるのは「いかにいい記事が書けるか」という点によります。
ここで言う「良い記事」の定義とはGoogleに評価される記事という意味であり、言い換えれば「ユーザー満足度の高い記事」のことです。
では、ユーザー満足度の高い記事とは?
・知りたい情報がきちんと書かれている
・見やすく、わかりやすく書かれている
・情報量が多く、専門的な濃い内容が書かれている
・他のサイトにはない独自性のある内容が書かれている
このような記事のことですね。
だから逆に
・肝心の「知りたいこと」がほとんど書かれていない
・内容が薄い(文字数が少ない)
・コピペやリライトによる記事(他サイトと同じような内容)
このような記事では「低品質なコンテンツ」=「ダメ記事」と判断されてアクセスも収入も稼ぐことができません。
パンダアップデートに引っかかり、検索結果の彼方に飛ばされてしまうのがオチです。
私が運営していた無料ブログも、このパンダアップデートの影響を受けてしまった可能性があると考えています。
確か、当時書いていた記事は800~1000字くらいの薄っぺらさでしたし、内容も他サイトと似たり寄ったりでオリジナリティがありませんでしたからね。
さらに、当時は爆発記事ばかりを量産していて、長期収入の構築に不可欠な安定記事もあまり書いていませんでした。
今考えれば、失敗する要素しかありません。
失敗から学ぶ教訓
私が以上のような手痛い失敗をしてしまったのは「知らなかったから」です。
・無料ブログの欠点と独自ドメインブログの優位性を知らなかったから
・無料ブログのタグを使うことでどんなことが起きるか知らなかったから
・稼ぐために必要な記事の書き方を知らなかったから
細かい失敗は数あれど、結局問題は「知っているか知らないか」の差だったのだと思います。
無料ブログを放置した後、私はチームに所属し成功者から直接「稼ぐための正しい方法」を教わりました。
・独自ドメインブログをつくること
・全然文字数が足りなかったということ
・その後、私の収入の柱となる新しいネタとの出会い
・稼げるタイトルの付け方
その結果、今度は迷わずに安定した収入を構築することに成功しました。
※仮に私が今から半年間全ての作業を放置したとしても、私は何の心配もなくネットからの収入で生きていけるでしょう
とはいっても、別にあなたに誰かのコンサルを受けろと言っているわけではありません。
今は有料級の情報がブログやメールマガジンなどの形で数多く出回っています。
それらの情報にアンテナを張り「正しい方法」を吸収することこそが、成功への近道だと言えるでしょう。
※ただ、やっぱり失敗している最中は自分で「今失敗している」と気づけないものですから、誰かに教わるという手段を検討する価値はあると思いますよ
まとめ
半年間で600記事投稿した無料ブログが、今は月3,000円しか生みだせていないなんて…。
我ながらちょっとビックリするぐらいのポンコツ具合です(笑)
今から600記事書くのだとしたら、余裕でいくら放置しても最低月20万円生みだし続けるブログを構築できますからね。
そう考えると非常にもったいなく感じます。
私が失敗した原因は「無料ブログを選んだこと」と「低品質なコンテンツを量産したこと」にありました。
ただ、さらに原因をさかのぼれば問題は「知らなかったこと」にあったのだと思います。
情報収集ばかりで行動に移さない「ノウハウコレクター」になってもダメですが、やはり成功するためには相応の知識が必要になります。
私のように後悔する前に、ブログでもメールマガジンでも教材でもコンサルでも、どのような形であれ幅広いノウハウを吸収することが成功への近道です。